通常のベッドと介護ベッドの大きな違いは角度調節機能や高さ調節機能が付いているかどうかです。通常のベッドは基本的には角度調節などを行うことは出来ません。理由は健常者ならば普通にベッドから起き上がることが出来るからです。
それに対して、介護ベッドは角度調節機能やベッド自体に高さを調節する機能が備わっています。また、最近の介護ベッドは電動モーターが付いており、ボタン操作で簡単に調節できるのもその魅力です。介護をされる側だけではなく、介護をする介護士側にとっても介助をする時の負担が無くなるというメリットがあります。
介護施設だけでなく現在は在宅介護の現場でもそのような介護ベッドがよく使われるようになっています。通常のベットとは上記のような違いがありますので、介護をされる方はそんなベッドも取り入れていくと負担を軽減させることが出来るでしょう。ちなみに、購入すると数十万円と高価なものが多いですが、介護保険を使ったレンタルサービスを利用すれば低価格で利用できます。
一般的なベッドとは少し違った機能を有するのが介護ベッドです。そして、その介護ベッドはベッドによって違いがあります。
基本的な介護ベッドの機能は、高さ調節・背中の角度調節・足部分の角度調節があり、ベッドによっては高さ調節機能だけという具合に備わっているものが違っています。
利用するシーンや、高齢者がどの程度介護ベッドの力が必要になってくるか判断して最適な商品を選んでいくことが大切です。
例えば単純にベッドの上でテレビを見たり食事をしたいという高齢者の方は、背中の角度調節機能が付いているベッドを利用すれば事足ります。また、ベッドの上に座ったりそこから立ち上がったりするのが難しいという方は、高さ調節機能が付いているベッドが最適になってきます。
購入したりレンタルする時にはその点に注意をして、最適なものを選んでいきましょう。
ちなみに、最近は手動式のベッドは少なくなりましたが、手動で高さ調節などを行うか電動モーターで行うかという違いもベッドによってはあります。
2024/6/6 更新