介護ベッドは便利な品物ですが電動モーターを使うので操作を誤ると大変危険です。介護ベッドに挟まれてしまう事故も実際に起きています。なので、利用する時には安全に利用することが大切になってきます。
そして、安全に介護ベッドを利用する方法としては、まずベッドの使い方や注意点をしっかり理解した上で利用することが大切です。介護ベッドを購入するとその取扱説明書に色々と注意事項が書かれていますので一読しておくと良いでしょう。また、福祉用具のレンタル店からレンタルする場合は、そのスタッフの方が事前に説明をしてくれる事も多いので、使い方等でわからない事があったら聞くのも良い方法です。
また、認知症がある高齢者がそのようなベッドを利用している場合は、電動モーターを操作するリモコンを手の届かない位置に置くという工夫もあります。安全に使いたいのであれば、電動モーターを動かすのは介護者か、その使い方を知っている家族だけという風に取り決めるのも手です。
介護ベッドは介護するときに最も重要な道具の一つとして重宝されています。介護される方にとっても介護者にとっても様々なメリットがあります。介護される方の体を起こすときも介護ベッドなら電動ですので力が要らず介護者の体の負担になりません。また、食事や読書の時など頻繁に高さを変えられ、大切な背中を支える重要な役割を果たします。
介護は体力勝負といっても良いほどで、細かな体制を変える時に介護者の腰や各関節への負担が大きく健康を害することも考えられますので、これら負担になる状態を軽減する効果が絶大です。
そして、介護ベッドの安全性ですが最近は特に安全性が追及され、はさまれ事故や痛ましい事故は激減しています。ベッドの機能の問題だけではなく、利用者の安全意識の高まりが事故を減らしているといっても良いでしょう。
安全に使用するためのチェックリストも幅広く普及しています。
介護ベッドは正しく使えば介護する人、される人の強い味方です。
最終更新日:2024/10/28