介護ベッドと一口に言っても実に多くのメーカーが販売しており、どれが自分(介護する家族)に合った商品か迷う人が多いようです。介護ベッドの選び方のポイントを押さえて、理想のベッドを購入するよう心掛けましょう。
選び方の基準は介護される側の状態から判断します。完全に寝たきりで寝返りを打つ事も出来ない状態か、支えがあれば自分で座った状態から立ち上がる事が可能か、これによってベッドの高さ移動(上下)及びリクライニング可能か否かの必要性が変わって来ます。少しでも自分で動く事が出来る場合は、落下防止の為睡眠時は低い位置まで下げる事の出来るベッドが安心ですし、介護する側の視線から、上半身だけでも起こす事が可能なベッドが食事時の介護が楽になります。
つまり、介護される人の状態に合わせて選ぶと間違いないでしょう。
場合によっては点滴を固定するポール付きのベッドが便利な人もあるでしょう。一度専門店に足を運んで実物を見て、より適したベッドを購入出来るよう、妥協せず選びましょう。
介護ベッドをこれから購入もしくは導入されるという方は、その時には選び方に注意をしていくと良いでしょう。例えば、介護施設などが大量に介護ベッドを入れる場合は、その価格が問題になってきます。どのような機能があり、価格はいくらかコストと機能面を考慮して選んでいく必要があります。
また、在宅介護をされるという方は、コストもそうですがその使い勝手も重要になってきます。寝たきりの高齢者とは違い、介護をする人だけではなく、高齢者自身が操作する可能性がある場合は高齢者の方でも扱えるものが必要となります。その他には安全性も重要で間違った操作をしないようなものもにするのも選び方のポイントです。
ちなみに選び方で何か困ったことがあれば、現在は福祉用具専門相談員という、介護ベッドなどを高齢者の身体状況などを考慮して選んでくれる専門家がいますので、それらの方に相談を行い選定をしてもらうという方法もオススメすることが出来ます。
Last update:2024/10/28